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ミュージカル「オペラ座の怪人」 感想

 ※ネタバレめっちゃ含みます。言葉遣いが綺麗でないので注意。

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 子守唄代わりに聴いていて大好きな作品のミュージカルに、このたびついに行ってきました!
 同じくファンの妹と名古屋まで新幹線でGO! ちょうど開場の時間に着いて、劇場に入って目の前の展示にテンションが上がりました。
 席はS席の真ん中寄り後ろのほう。観客はやっぱり女性が多かったな~若い人は少なかったけれど平日だから仕方ないね。
 開演。照明が落ちるとともに沈黙に包まれる劇場。最初のシーンは、オークション。ミュージカルの俳優さんの良く通る声に驚きました。聞き取れない単語も一つもないし。プロってすごい…。
 シャイニュイ子爵の名前が出たときうおお!ってなりました。猿のオルゴールの音が流れてきたときは泣くかと思った…オルゴール…これだ…。
 そしてついにいわくつきのシャンデリア。オークションの支配人の口上も盛り上がる! 光が走り、オーヴァチュアが流れ出した時、妹が手を握ってきて、興奮が伝わってきた。私も泣いていた。徐々に上がっていくシャンデリア。掛け布が落ち、現れるオペラ座の舞台。オペラ座が蘇る! ついにあの舞台を生で見れているんだという実感で死にそうでした。はぁ…来てよかった…
 カルロッタはどのカルロッタも同じような声で逆にすげえと思います。カルロッタクオリティ。バーの歌手から成りあがったプリマドンナ、私はなんだかんだ言って好きですよ。ハンニバルの舞台と演者の数すごくてまずびっくりしたよね。ひとりひとり目で追っかけるのが大変だった。合唱部分とか音が厚くてうおお!って感じだったし。支配人たちの会話も芝居!って感じでよかった。クリスティーヌの名前出たときは興奮したわ…この時点ではただのコーラスガールだもんな…。カルロッタのソロは相変わらず大袈裟に歌うのが定番なんですね。怪人がアクションを起こす瞬間を今か今かと待っていたのは私だ。落ちる幕!上がる悲鳴!舞台、CDよりはるかに台詞の量が多くておおーフルサイズ有り難い、ってなりました。カルロッタ激おこわろちん。でも可愛いんだよね。狼狽える支配人。ついにクリスティーヌにスポットがあたる!先生の名前は………………言えません! ちょっとフフってなるね。

 順を追って書いて行こうかと思っていたけどしんどいので、箇条書きで書き留めていきます。語彙が死んでいるけど許してな。

・芝ファントムの色気半端ない。低くて艶と深みがあって夜の闇を塗りこめたようなほんとファントムの声って感じ。今まで演じてきた人の中で一番好きかも。
・ラウル役の人がイケメン&イケボで、初めてラウルかっこいいなと思った。これまで圧倒的にファントム派だったんだけど。役者効果すげぇなー。最後のシャツが半分ズボンから出てるスタイルに不覚にも萌えてしまった。
・クリスティーヌは初代の人と同じ声質。ハンニバルのアリアの最初のほうおどおどしてるんだけど、だんだんしっかり声出していく様子が、心理描写~~~~って感じでよかった。澄んで芯のあるソプラノって感じ。台詞も大袈裟でも平坦でもなく、自然な演技で聞きやすかった。好き。
・舞台とか衣装、場面設定が映画と違っていたり、CDでは分からないから想像するしか無かったところが実際に分かったりして、意外性や面白さを感じた。舞台でもさすがに描き切れないところは想像で補完するしかないのだけれども、そこも味だなぁと思ったり。
・ファントムが出てくる方のエンジェルオブミュージックで鏡にファントムが浮かび上がってくるの鳥肌だった。鏡が開いてふたりの手が触れるとことかさ…そして段々地下に降りていく描写、クリスティーヌは振り返るんだけどファントムは先を急がせる感じ…段差のセットがいつのまに出現したの?!って感じで、ふたりが舞台をあっちこっち移動していくその速さにも驚かされっぱなしだった…。湖をボートで行くシーンも、水色の煙の立ち込めたところに蝋燭が浮かんで…舞台どうなってるんだろってそればっかり気になった。ライブの魅力って生歌のパワーにもあるけど、目くるめく変化する舞台にもあるんだなぁと思った。
・ミュージックオブザナイトはそこまで好きな歌でないんだけど、芝ファントムのは落ち着いて聴けて良かったなぁ。クリスティーヌの人形が手を広げるのにはめちゃくちゃびびった。ありゃ気絶するわなファントムの布の扱い方うますぎ…これ以上ないドレープというか広がり具合ではためくもん…。
・仮面をはぎ取るシーンはひやひやしたな…音楽の天使の仮面をはぎ取ったらめちゃくちゃ怒られて呪いの言葉を吐きかけられるクリスティーヌの心情いかに…っていつも思う。怪人がクリスティーヌに向かって這いながら歌うのもどうなってるねん!?って感じだった。舞台の歌手、どんな体勢でも声が出るってのは本当なんやな…。クリスティーヌが怪人に仮面を渡すときのメロディ好きなんだよね。
・支配人とラウルとその他ごちゃごちゃした人たちが一斉に出てきて歌うシーン、CDだとわけわかんなくてあんま魅力を感じんのだけど、舞台で見ると面白かったな…。誰が今歌ってるってのが分かるし、動きも見えるし、見てて楽しいシーンになった。支配人ふたりの息が合っててすげえ…ってなった。てか、この二人が怪人の指示に従わなかったためにいろんな惨事が起きたわけで、様々な原因が二人にあるはずなのに、支配人たちは二人とも五体満足なの何の皮肉だよ…という感じ。
・支配人が投げる楽譜がめっちゃ飛ぶ。舞台のそでまで飛ぶ。半端ない。
・バレエの最中、だんだん怪人の影が迫ってくるの来るぞ…来るぞ…って感じで興奮した。あのシーンの衝撃は脳汁出るからな…案の定、曲が盛り上がっていって怪人の影が大きくなって、ついに首吊り死体が下がったときは来たー!って感じだった。単なる事故です!って訴える支配人の間抜けさよ…。
・「憧れを宿していた」のメロディ好き…。クリスティーヌは怪人を恐れながら憐れんでいるのだよな…あとで憎しみに換わるんだけど…。
・オールアイアスクオブユー…リア充の歌って感じで怪人推し的には辛いシーンだ。ちゅっちゅして抱きかかえてぐるぐるしちゃうしね…きれいな歌なんやけどつら…。
・ファントムの怒号と共にシャンデリアが落ちてきて第一幕は終了。ほんとに落ちてくるとは思わんかったからようやるなぁと思った。
・マスカレードはセットがすごいなぁって感じ。クリスティーヌの衣装が魔法少女みたいでそうだよな…まだ17歳だもんな…と思った。赤い死が出てきて指輪を引きちぎるところめっちゃ好き…手塩にかけて育てた好きな人が他の男からの婚約指輪下げてたら引きちぎりたくもなるわ…その後突然消えて、消えるのは分かってたけどびっくりしたね…特にラウルは追っかけたりしないんだ…やっぱ映画とは違うのね…と思った。
・マダムジリーは始終怪しい人だよなぁ。怪人の協力者だけどオペラ座ではそこそこの地位にいて、最後にはラウルに協力するし…。怪人を止めたかったのかなぁ。
・カルロッタが「あの人、頭が変よ」って言うシーン地味に好きなんだよな。急に冷静な常識人になったカルロッタ。クリスティーヌがヒスっておかしくなったように見えても無理はない。でも結局ドンファン歌うんだよな…どんな心境の変化があったんだろ…。
・墓場にて、メロディは好きなんだけどすごく好きな歌と言うわけではない。声は綺麗だったなぁ。エンジェルオブミュージックが再び歌われる、あのハモリは美しかった。怪人はあの鏡さえ越えなければ、クリスティーヌにとって誰よりも大切な憧れの存在でいられたんだよなぁ。そこに現れるラウル! 怪人の攻撃がふよふよ火玉を飛ばすやつでなんかシュールで笑った。映画みたく剣で戦ったりはしないのね…。ここのクリスティーヌの迫真の演技好き。最後に大きな音で火花が散って驚いた。
・ドンファンの勝利で役者の投げる林檎が正確にキャッチされる。半端ない。
・ポイントオブノーリターンのふたりの演技のエロさパナイ。もう音楽の天使とその生徒とは思えないな…来るところまで来ちゃった男と女って感じ。ファントムの渾身のプロポーズに仮面をはぎ取るクリスティーヌ…ファントムの悲鳴とメイクが痛ましくて、断絶…と思った。
・ピアンジの死体がけっこう可哀想な感じで、このおっさんそこまで悪い人じゃないのに…不憫…ってなった。カーテンコールで無事に出てきてくれた時はほっとした(当たり前じゃ)。
・「おぉ、クリスティーヌ、何故こうなのだ…」がボートの上で歌われてるとは思わなかった。なんかもっとクリスティーヌに迫って切ない感じだと思ってたから…
・無理矢理花嫁にされるクリスティーヌ…映像で見るとほんと強引だなファントム…可哀想だけどこんなん三次元だったらきついがなと思ってしまう…。そこに現れるラウル!花束を投げ出し抱き合うクリスティーヌ!おふたり!再会を喜んでいる場合じゃないぞ!ラウル!目の高さに手をあげておけって言われたの忘れたのか!案の定…ああ~~~…って感じだった。ここからの三人の心情の吐露とメロディの重なり合い好き…
・「エンジェルオブミュージック昔は心捧げた…」でシーンってなるの好き。
・「選べ」のあとのクリスティーヌの歌のあとの、キス…!怪人も棒立ち。自分で俺を選べと言っておきながらいざ愛情表現されると固まってしまうの可愛すぎやろ…、一回抱き締めて、もう一回情熱的なキス。震える怪人の両手…抱き締め返そうとするが…できない。受け入れれば、戻れないことを知っているから。クリスティーヌが心の底ではラウルを愛していることを認めてしまうから。
・ドラムのリズムだけが響く静寂。怪人の動きに注目が集まる。彼は蝋燭を手にし、ラウルの縄を…切る。その瞬間、音が甦る。「ふたりして、出ていけ」。抱き合い、台詞もなく立ち去るラウルとクリスティーヌ。怪人の悲痛な叫び声。市村さんの絞り出すような絶叫も好きだったけど、芝さんの魂の咆哮って感じの演技も好きだな…。
・指輪を返しにくるクリスティーヌ。やっと、本当の愛を知り、愛している、と伝えられた怪人。クリスティーヌはこの時何を思っていたんだろうな…台詞はなく小走りで去っていくし…。
・追手が鉄格子を降りてくる。怪人は黒い布を被る。映画の鏡を割る演出が好きだったな…いや舞台だと無理なのは分かっているけど。メグが降りてきて、布をはぎ取っても、そこには誰もいない。ただ、白い仮面だけが残されている。彼女が仮面を掲げて、幕は閉じる。夜の調べと共に。


 そのあとの拍手が鳴りやまなくて、なんと幕が閉じてまた開いてと言うのを五回も繰り返した。
・一回目 キャストが重要度の低い順に列になって表れて、最後に怪人が現れたときひときわ拍手が大きくなって感動した。ラウル、怪人、クリスティーヌの順で手を繋いでいる。みんなきれいなお辞儀をして終了。
・二回目 また挨拶。一回目と変わらない感じ
・三回目 主要三人だけがカーテンの隙間から現れて、順番にお辞儀。怪人がラウルに「お先に!」とでも言うように手を振ったのが面白かった。
・四回目 キャストがみんな手を繋いでまた挨拶 前列がスタンディングオベーション
・五回目 主要三人で挨拶 全席スタンディングオベーション 私たちも立った
順序間違っているかもしれないけれど、こんな感じだった。すごい回数やってくれたな…以前東京公演を見た妹も、そのときは2回までだと言っていて、5回もやった名古屋のノリとは…って感じだった。なんだか楽しくて良かった。立って拍手して、感動を伝えられてよかった。最後には手を振った。ありがとう。またいつか。

 お土産は自分にミラーを買いました。普段使いできるようにと思ってね。これでいつでも怪人と一緒!はっぴー!

 ほんと来てよかった~妹と感動を共有できてよかった。誘ってくれた彼女のお蔭。ひとりだったら楽しみは半減していただろうし、そもそも実際に見ようとすらしなかったかもしれない。いつか観よう、と思いながら、何年も、その機会を得られなかったものね。いやーよかった。また観よう。絶対。

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麻島葵

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